『下妻物語』を観た [ぴーの映画で喜怒哀楽]
今週、TBSで放送された『 下妻物語 』。
偶然、チャンネルを合わせただけだったのですが、
なんだか意外に面白そうだったので、
その晩はTVで観るのをやめ、DVDを借りてきました。
やっぱり、面白そうな映画は、ノーCM、ノーカットで観たいよね。
見終わっての感想。
ロリータファッションを着こなすフカキョンの、外見の甘さと内側の毒、
特攻服を翻す土屋アンナの、ヤンキーっぷりと暑苦しい純情さ、
どっちも極端で、そして可愛い。
お話自体はオーソドックスな友情もの、言っちゃえばよくある話、なんだけど、
CMを作ってた監督らしく、興味をそそる映像が短いスパンで繰り返されるから、
カットごとについ目を引かれ、見入ってしまう。
「最後まで飽きずに楽しく見られる」ってやっぱり大事よね。
しかし深田恭子ってこんな声出せたのか。
一瞬、吹き替えしてるのかと思った。
地方出の心をくすぐる数々の田舎描写も、徹底してて面白い。
そう、ジャスコ! 田舎のライフラインよねー。
土日ともなると、ジャスコの駐車場に入るために道路が渋滞するくらいだもんね(笑)
何年か前実家に帰った時、妹とドライブしていた時のこと。
田舎特有のどどーんと見晴らしのいい(要は高層ビルがない)景色の中、
どの角度から走っても、景色の中央にジャスコがお城のようにそびえていた。
妹曰く、「すべての道はジャスコに通ず」。
けだし名言である(笑)
間にアニメが挟まる演出には、
「ラン・ローラ・ラン(独)」を思い出した。
映像がポップで、目を退屈させない邦画です。
DVDラスト(劇場でこれあったのかな?)、黒背景&白文字で大まじめに映し出される
「作品内に登場した実在の商標・類似商品を損なう意図はありません」
的なメッセージにまた吹き出した。
最後の最後まで、サービス精神旺盛です。
はじめまして。
意外とって言うと失礼ですけどおもしろかったです。
何気なくつけたテレビで途中からですけど、最後まで見ちゃいました。
ホント、ぱっぱっとおかしい場面が挿入されて、飽きなかったし、
土屋アンナもフカキョンもやけにはまってて、「ジャスコ」ってとこも笑えた。
私もDVD借りてちゃんと見なきゃ。
by kyotto (2006-06-03 07:44)
はじめまして&いらっしゃいませ〜。
下妻物語、ホント、こう言っちゃなんですが意外に楽しめますよね。
私も公開当時は、ロリータ&ヤンキーってテーマに特に惹かれず
見過ごしていたのですが、見てみたら最後まで飽きずに楽しめました。
TV版ではいくつかカットされてた場面もあるそうなので、
一度ご覧になったromeoさんも、またDVDを楽しめると思いますよ。
by ぴー (2006-06-03 17:49)